後ずさりしながらドミニオン

Nous entrons dans Dominion à reculons.

ドミニオンオンライン選手権2017 ラウンド2 vs Antlg3

ご無沙汰しています、しーそーです。日本選手権本戦のレポート、書いてませんね。まあ、うん、書かないつもりではないから、そのうち。あれから、リアルでは京都の小倉で定期開催されているドミニオン会にお邪魔したり(2か月も前のことですが)、オンラインだとDominion Strategyで長く続いているDominion Leagueに参加してみたりと*1、ぼちぼちドミニオンしています。三月さんの配信を見てる時間の方が自分でプレイしている時間より長い可能性?ありますね。楽しいからしょうがない。

今回の記事はドミニオンオンライン選手権の、特にひねりも考察もない対戦記録です。Dominion Onlineで進行中のこの公式大会、なんと上位には賞金が出るんですが、気負ってもだめだし、行けるところまで楽しんでやろうと臨んでいます。 10月9日現在ラウンド4が始まったところですが、今回は順にラウンド2のことを(ラウンド1はトーナメントの構成上対戦なし)。対戦相手はAntlg3さん。アメリカの方とのこと。この大会、参加者は1週間に1試合こなしていくことが求められるのですが、返信遅くて頭を抱えました。うーん先行き不安。そんなこんなでようやく試合が始まります。
なお、試合は二人戦で6ゲーム、どちらかが3.5勝(引き分けは0.5勝扱い)以上するまで先後を入れ替えながら対戦します。引き分けたらタイブレークでもう1ゲームです。

 

第1戦 #7381387

愚者の黄金、坑道、外交官 (Diplomat)、議事堂、廷臣 (Courtier)、官吏、鉱山、沼の妖婆、祭壇、陶芸家 (Artisan)。使節団、山賊の砦(先手、属州・屋敷)。

初手は愚者・愚者。相手は銀貨・銀貨。妖婆はできる限り早くから、毎ターンプレイしたいけれど、2周目に5金出すべく負うその減点、辛くないのかしら。
当然5金はしばらく出ませんでしたが愚者を7-3で分ける。このあいだ妖婆の被害は1回だけで、これは運がよかった。焦らずに妖婆数枚と廷臣を足して勝利点へ。祭壇も購入したけれど要らなかったかな。

相手の公領への手出しが早く、また呪いを貰いながら屋敷を買ってくれるので難なく勝ち。

第2戦 #7381692

騎士見習い、助言者、男爵、隊商、山守、引揚水夫、遠隔地、鉱山、大市場、貴族。バシリカ、博物館(後手、属州・屋敷)。

相手は銀貨・騎士見習い、こちらは引揚・騎士見習い。まずはチャンピオン目指してデッキの回転を意識しながら騎士見習いや隊商を買う。
11ターン目、持続している隊商の1ドローでシャッフルしてチャンピオンを引いてきたのはズルいですね。一応、相手も山守のドローで成長途中のトラベラーを引く事故を起こさず、12ターン目には貴族+山守でチャンピオンを引いてきて設置できているので、平等ってことにしましょう?

こちらがドローを主に貴族に頼る一方で、相手は山守をたくさん搭載する形。さらに、相手は引揚を2枚入れたので、そのゲーム終了能力と購入数差に怯えていました。勝因は博物館を意識したトラベラーの育成ですかね。最終ターン直前にヒーローとトレジャーハンターを作っておいて金量を一気に増やせたので、属州の引揚げと合わせて4購入32金(たまたま)。残りの属州4枚を枯らして勝ち。

第3戦 #7382212

中庭、灯台、堀、パトリキ / エンポリウム、大学、医者、密猟者 (Poacher)、探検家、狩猟団、造幣所。海路、宮殿(先手、属州・屋敷)。

中庭・銀貨から、狩猟団を集めたり、海路・パトリキで購入を用意したり、造幣所で銅貨を飛ばして金貨を増やしたり(宮殿用の銅貨は余った購入で最後に買い戻すプラン)。

相手は医者・銀貨から探検家を入れてステロ。こちらにとって幸いなことに、この医者、相当な無能でした。最終的に銅貨1枚(過払い)と屋敷1枚(7ターン目)しか廃棄していないはず。

こちらは5金出なくてパトリキのみ購入する手損が2回ほど。金貨の投入が遅れてしまったのがよくなかったかな?VPカウンター上では結構離されてしまって焦りました。17ターン目(先手は1ターン多いという不平等)、16金5購入で21点稼いでギリギリ捲りましたが、最終盤で相手が8金出せず属州を分け合えただけの運勝ちのような。中庭ステロ、あるいは中庭・探検家でよくない?って言われてしまいそう。

第4戦 #7382609

蝋燭職人、薬師、執事、ネズミ、ゴミあさり、護符、馬上槍試合、弟子、予言者、改良(後手、属州・屋敷)。

相手の初手は馬上・執事。こちらは2-5で蝋燭・改良。ここからネズミ+改良やりたい!と思ったんですが、うまく回せず、郎党にボコボコにされて撃沈。愚直に馬上と属州を購入して、弟子と予言者で味付けしたほうがよかったかな?今更気づいたけれど、ゴミあさりも馬上と相性よいですね(両者購入せず)。

馬上のある二人戦で最近勝っていない。どうもデッキを作りこんでから最後に勝利点を買うという方針に思考が偏りすぎてダメ。この対戦で相手が購入した馬上の枚数、実に9枚!普通は中盤で機能停止するはずが、自由にさせすぎているんですよね。反省。

ここまで3勝1敗。長引くほど精神的に辛いので次で終わらせたい!

第5戦 #7383012

市街、開拓者 / 騒がしい村、女魔術師、坑道、使者、生贄、地図職人、狂信者、御料車、厩舎。博物館、果樹園(先手、属州・屋敷)。

最終的には市街でやりたい放題する場と考え廃棄手段の生贄を買いたかったのに、手元には5金。狂信者あんまり強くなさそうだけど、それでも購入。相方に開拓者。相手は生贄・銀貨。さらに2週目で生贄3枚体制に。廃墟廃棄でアクションとドローを得れば初期デッキの廃棄もそれほど遅れず、よさそう。こちらは当然のように狂信者で生贄を引き、一向に廃棄できず。廃墟3-7でありながら11ターン目までの廃棄数は0-6!ちょっときびしい!

つけ入る隙は購入数と金量確保方法。こちらは使者に御料車を重ね掛けする形を目指し、相手は使者には最終盤まで手をつけず銀貨を必要以上に購入していました。市街を使うなら多すぎる財宝は邪魔なはず。市場跡地(+御料車)でしか購入が増えないままなら市街や博物館や果樹園に必要なアクション枚数を増やしにくいだろうし、行動も読みやすい(実際はこちらも上手く購入を活かせたわけではありませんでしたが)。
中盤お金を出しやすい相手の方が先に市街や属州に手を出したけれど、17ターン目になぜか金貨2枚を購入。ぬるくない?と思っていたら、やはりそのあと事故が続いたらしく、追い越すことができました。

 

ということで試合結果4-1にて、ラウンド3に駒を進めることになりました。結構苦戦してますね。相手の方、調べるとそんなにレート戦をしていないようだったので、レート以上に実力のある人だった印象です。勝ててよかった。次の試合についてはまた記事を改めて。

*1:http://forum.dominionstrategy.com/index.php?board=60.0
こちら。シーズン24は10月12日までエントリーできます。