後ずさりしながらドミニオン

Nous entrons dans Dominion à reculons.

ドミニオンオンライン選手権2017 ラウンド3 vs Micha1980

前回に続きましてドミニオンオンライン選手権の対戦記録です。対戦相手のMicha1980さんとはちょうど2か月くらい前にDominion Leagueで対戦したばかり。そのときは勝たせてもらったので、今回も気を引き締めていきたいですね。以前の対戦した時の印象だとMichaさんは荒場が苦手そうだったので、そういう場が多いとありがたいかもしれない。さてさて、一戦ごとに見ていきたいと思います。

 

第1戦 #7528318

市街、公爵夫人、手先、農民、占い師、物置、ゴミあさり、軍団兵、書庫、警備兵 (Patrol)。立案(先手、属州・屋敷)。

二人戦で大した妨害も特殊戦術もなく引き切りに必要な要素も揃っているので、教師を作っていろいろする方針で。正直相手もステロしてはこないだろうと高を括っていますが幕引き能力の高いステロカードはないのでよいでしょう。警備兵に+アクションか、手先にドローを付けて引き切るのが無難かなと思っていました。

廃棄は立案に頼るので初手は立案……と思ったら2金。これは農民として2ターン目にどうするか。集めたいのは手先だけどなあと思いつつまだ買いたいからと農民に置きましたが、相手(立案・農民)の下位互換では。アクションは増やしにくく3枚目以降の農民を急ぐ必要はなかったようで、やはり手先でよかった。しばらく農民を購入した後、こちらは立案し直しました。さて、警備兵や市街も入れて教師を作り、よしトークンを置こうとなった段で気づきます。立案トークンの乗った手先には他のトークンが置けない!!初心者だ~~!! 仕方ないのでその場は警備兵に+アクションをつけておき、次に教師を呼び出すときのために立案を買い直す。警備兵と市街で引き切っていけそうだったので、手先には+コインを乗せるよう方向転換しました。

トークンは独占したカードに乗せられると強いですよね。相手は農民での廃棄を続け、また、教師を先行して作っていましたが、こちらは門下生の状態で留め置いてカードを集め、手先は9-1で分けました。相手は警備兵においた+アクションくらいしか有効に利用できていなかった模様。

上記トークン設置トラブル以外に、お金を出すためにキープするつもりだった兵士を間違って昇格させてしまったり、24金で市街4枚を枯らす三山切れを見逃したりとプレイはひどかったものの、無事勝利。

第2戦 #7528991

蝋燭職人、原住民の村、城、移動動物園、公使、金貸し、はみだし者、豊穣の角笛、道化師、宮廷。オベリスク (蝋燭職人)(後手、属州・屋敷)。

負け試合を戦意を失ったまま続けていたら、相手の三山見逃しのおかげで拾いました。たぶん一戦目がやたらダレて、この試合の後予定のあった相手が焦って精密さを失ったんだろうな……意図して遅延行為をしているわけじゃ全くなくてほんとに迷って考えているんだけれど、プレイ遅いよね申し訳ない……最近気にはしてるんですがんばります急ぎますごめんなさい。

金貸し・蝋燭からの豊穣の角笛コンボを考えていたけれど、完成形の見通しや購入手順は雑すぎでした。2周目の5金で道化師を買ったけれど、はみだし者を優先して圧縮に使っていくべきだったはず。相手に先に宮廷を購入され(4ターン目)、宮廷・宮廷も先に決められ(こちらは最終ターンしか出来ていない)、特によいところはなく差がついていきました。

第3戦 #7529220

岐路、従者、投石機 / 石、女魔術師、賢者、密猟者 (Poacher)、ゴーレム、工匠、墓暴き、沼の妖婆。召喚(先手、属州・屋敷)。

沼の妖婆や女魔術師を撃ち合うことになりそう。妖婆を回避できる獲得手段や召喚は使い道大いにあり。圧縮に拘る必要はなさそうと思い初手では投石機を買わず女魔術師・銀貨から5金出しにいくことにしましたが、今見ると民兵効果が強かったのかな……果たして最善はなんでしょう。相手は女魔術師・投石機で3ターン目に銅5を引いてきたんですがそれは。

妖婆3枚目に出遅れていたら相手が毎ターン設置して困りました。呪い獲得を避けたいときはだいたい召喚して従者を選択していました。相手の方が妖婆や女魔術師を並べることには成功していたかなと。 従者が枯れ、さらに妖婆・呪いを枯らして勝ち。勝因は銀貨の獲得が多かった点ですかね。こちらは後で入れた投石機で銀貨を廃棄して呪いを押し付けていたのもよかったのかも。

第4戦 #7529458

変成、城、商人、男爵、山賊の宿営地、肉屋、偽造通貨、街道、商人ギルド、沼の妖婆。戦場、宮殿(後手、属州・屋敷)。

2-5を引く。相手は5-2で偽造通貨。妖婆がまたいるけれど肉屋ステロでなんとかなるのではと思いつつ、購入したのは偽造通貨。偽造通貨も信用のあるカードだとは思うけれど肉屋からでよかっただろうに。

相手は2周目に妖婆、3周目に肉屋を入れて城に突き進む。属州を本線に考えていたのでそちらは考慮外。たしかに、戦場の点も含めてその方がよかったなと反省。こちらは3周目に初めて使うはずの肉屋が沈んだのも痛かった。見返すと、焦って肉屋を3枚も入れて妖婆も入れてアクション過多になり、当然かぶってプレイできず、宿営地を入れるのも後手後手という感じに。うーん。

そんなデッキで後々肉屋で廃棄するからといくらか城カットをしたら、属州を買い続けられなくなってしまいました。ちゃんと作った城デッキって城の枯れた後も案外8金を出して属州を買えるなあと感じるんですが、どうですかね。というわけで、点数差がついてしまい宮殿に助けを求めるも、それは相手も出来ること。時間をかければ8金は互いに出せるけれど、点数の目処が立たないこちらは属州を削れず、相手に属州をどんどん買われて属州切れで終了。負け。

 

ここまで3-1。早く終わらせたい。

第5戦 #7529676

中庭、農家の市場、石切場、ネズミ、吟遊詩人、パン屋、廷臣 (Courtier)、商船、交替 (Replace)、雇人。保存(先手、属州・避難所)。

廷臣、交替、中庭のお金中心の動きに雇人を添えて雑に属州を取っていくことを考え、交替・中庭で入ってみる。吟遊詩人は3ターン目が始まるまで見えてませんでした(大事な試合なのに)。改めて考え直して完全な引き切りは大変そうと判断し無茶はしないことに。相手は銀貨・交替から雇人を多く買っていく形。

廷臣を早くから使えたので金量確保でき、廷臣を入れていない相手のデッキとの違いが出て勝てたのかなと思います。ただ終盤に本当にダメなプレイが。12ターン目には返しで交替・購入により属州を枯らされて負けないように考えたはずが、13ターン目では相手の逆転の可能性を突き詰め切らないまま属州を削ってしまいました。吟遊詩人のおかげで交替が相手の手札にあることもわかっていたというのに、交替の効果で配られる呪い分の点数すら考慮し忘れていたというオマケつきで、めちゃめちゃ焦りました。一応、12ターン目とは異なり13ターン目終了時は属州交替→属州と属州購入では勝てない8点差での手渡しで、交替材料の6コスも購入増加もなかったので大丈夫だったみたいだけど……考えても雑ならせめてサクサクプレイをしないとダメ。がんばろうがんばろう。

というわけで4-1でラウンド4に進出。よかったよかった。ではでは、次はラウンド5の対戦記録ということで。