DomBotの使い方解説してみた!
ドミニオンオンラインでサプライを見て対戦を振り返りたい!あるいは対戦した後のレート変動を知りたい!というとき、現行サイトでは対戦番号をメモるとか翌日を待つとかいった方法しかありません。
こういう場合にそれはそれは便利なディスコード用ボットがあります。その名もDomBot。コマンドを送って尋ねるだけでやりたいことができてしまう優れもの。使い方をまとめてみますので、活用していきましょう!
必要なもの
Discordアカウント
これだけ。あとはボットにコマンドをテクストで送りましょう!
作成者
海外勢のCave-o-Sapienさん。ワールドカップでも運営をしてくれたりなど、ドミニオンやり込んでる海外勢の一人です。
これから紹介するけれど、個人の力とは思えない充実具合で感謝しかありません。そもそも公式が用意してくれればいいのにね*1!
どこで使えるの?
DomBotのいる下記サーバーに行きましょう。だいたい誰かが後述するコマンドを打っているのを見かけるはずなので真似して打てば答えてくれるはずです。
また、DomBotにディスコードのDMを送ることで個人的に尋ねることもできます。サーバーでコマンドを投下しまくると荒らしになるので、誰かと議論する目的でなければこちらでお願いします。
導入済みのサーバーは海外勢のDominion Discord以外に、日本語話者向けとして
・Dominion in Japan
・ドミニオン:対戦サーバー(旧四人戦の会サーバー)
どちらでも。というか両方入ってみんなで一緒にドミニオンしましょう(宣伝)。
コマンド
ではDomBotへのDMを開いてコマンドを飛ばしてみましょう。こんな感じ。
全部半角で。その後に半角スペースを開けてドミニオンオンラインのアカウント名や対戦番号を書く、というのがほとんどです。簡単!!!
よく使うものを見ていきましょう。まずレート確認。
!results アカウント名
その日の対戦を終えた後、レードがどう変わったか知るために。開始時と翌日の予想レートが出ます*2。ちなみに現在サイトのレート更新機能が止まっていますが、対戦結果はちゃんと蓄積されているので予想値を見ることが可能です。
次に対戦番号を探すためのものを2つ。
!prior アカウント名
直近の順位戦(二人戦)5ゲーム分の対戦番号・対戦相手・王国カードなどを表示します。がんばればもう少し広くもう少し古いものも検索できます*3。
!match x, y
xとyに対戦者を入れてください。カンマとスペースを忘れずに。
xさんとyさんの、直近の対戦をまとめて表示します。二人戦限定、練習戦も含みます。「直近」というのは、だいたい1〜2日分くらいだったかな。忘れました。
大会の試合結果を確認するとき試合直後に使うと、例えば6戦して4-2だったんだなとかxが勝ったんだなというのがわかり、証明にもなります。
残念ながら、現状だと練習戦の対戦番号を探す方法はデータベースの都合上!match以外になく、対戦番号をメモってもらう必要があります。多人数戦のも検索手段がないので同様です。
次に、ゲームの振り返りのために結果やサプライを表示するコマンド。
!game 対戦番号
サプライと対戦結果画面(対戦者・経過ターン数・得点・デッキ構成など)を可視化します。対戦番号さえわかれば練習戦・多人数戦でも表示できます。
!kingdom 対戦番号
サプライだけを表示します*4。ちなみに詳細指定を使うと!kingdomを全カードオールランダムのランダマイザーとして使うこともできます。「!kingdom -r」です。
こんなところかな。もっと詳しくはヘルプを呼び出しましょう。
!help
ここで紹介しているコマンド以外にもたくさんあって覚えていられないので、これで確認してください。英語はがんばって。
各コマンドの詳しいヘルプはそれぞれの詳細指定で見ることができます。例えば!kingdomなら「!kingdom -h」と打ちましょう。
他にもいろいろ。ドナルドが選んだ限定カードプールからボードを生成する「!mix」や、製品化前の仮カード画像を見ることができる「!art -o」なども変わっていて面白いと思います。ヘルプを見て試してみてください。
課金機能
最近増えたやつ。Patreonというサイトを通して月にいくらだか支援すると「!gamefinder」というコマンドを使えるようになります。サブスクしてないのでわたしはやったことがありませんが、あるカードをサプライに使っている対戦の番号を検索できるそうです。よければぜひ「!patreon」から当該サイトに飛んでみてあげてください。
ではでは、DomBotと一緒により快適なドミニオンライフを!
*1:サプライの検索からログの閲覧までクライアント外部でできたDominion Salvagerは神だったね。あれも一切公式ではなかったけれど。
*2:!resultsなどを使う際、事前に「!enroll アカウント名」を使ってDiscordアカウント名とドミニオンオンラインのアカウント名を紐付けしておくと「!results」だけでレートを呼び出せるので便利です。
*3:詳細指定の「 -o」を使うとその数だけ表示の始点が過去にずれ、「 -n」を使うと表示数を増やせます。例えば「!prior ssly -o 10 -n 10」なら10個前のゲームを起点に10件分表示されます。
*4:自分で組んだサプライの画像を表示したい場合は詳細指定「!kingdom -k」を使って画像の中でやっているみたいに書きます。カード名は英語で正確に、カンマとスペースも忘れずに。